転回期の政治
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転回期の政治
(岩波文庫, 青N(38)-121-1)
岩波書店, 2017.4
- タイトル読み
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テンカイキ ノ セイジ
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注記
『転回期の政治』(中央公論社, 1936年12月刊) を文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
民主政治が、なぜどのようにナチ独裁にとって代わられたのか。憲法学の泰斗・宮沢俊義は1930年代初めフランス、ドイツに留学。ナチスの台頭、ヴァイマル憲法の「死滅」をその同時代に目にし、独裁政治の手法を見抜いた論考を立て続けに発表した。民主主義、立憲主義を果敢に説いた宮沢の、戦前における注目の書。
目次
- 1 転回期の政治形態(民主政より独裁政へ;独裁的政治形態の本質;独裁政理論の民主的扮装;議会制のたそがれ;議会制の凋落)
- 2 転回期の政治因子(官僚の台頭;政党国家から政党独裁政へ;政府と政党の関係;輿論と大衆)
- 3 転回期の政治改革問題(行政機構の改革;貴族院の改革;比例代表制)
- 4 転回期のヨーロッパ政治(フランスにおける国家改革論;国民革命とドイツ憲法;ドイツの「自由の憲法」)
「BOOKデータベース」 より