小説のしくみ : 近代文学の「語り」と物語分析
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書誌事項
小説のしくみ : 近代文学の「語り」と物語分析
東京大学出版会, 2017.4
- タイトル別名
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The makings of fiction : an introduction to the narrative analysis of modern literature
小説のしくみ : 近代文学の語りと物語分析
- タイトル読み
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ショウセツ ノ シクミ : キンダイ ブンガク ノ「カタリ」ト モノガタリ ブンセキ
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
主要参考文献: 巻末p11-24
索引: 巻末p1-10
内容説明・目次
内容説明
芥川龍之介、安部公房、泉鏡花、太宰治、永井荷風、夏目漱石、三島由紀夫、森鴎外…魅力的な日本近代文学の作品を例に、地に足ついた日本語で文学理論を語りなおす試み。
目次
- 第1章 テクストの相(三つの相—物語内容、物語言説、物語行為;太宰治「浦島さん」 ほか)
- 第2章 語り手と語りの場(語り手という存在;語り手の姿—読者と向きあう語り手 ほか)
- 第3章 語りの視点(心の中を語ること;焦点化—誰が知覚し、誰が語るのか ほか)
- 第4章 テクストの声(テクストから聞こえる声;森鴎外「山椒大夫」における話法の処理)
- 第5章 語りと時間(小説の中の時間;順序 ほか)
- 終章(テクストと向き合う読者—「読者」の二つの意味;分析の対象としての語り ほか)
「BOOKデータベース」 より