がんの生物学
著者
書誌事項
がんの生物学
南江堂, 2017.6
第2版
- タイトル別名
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The biology of cancer
ワインバーグがんの生物学
- タイトル読み
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ガン ノ セイブツガク
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注記
原書第2版 (Garland Science, c2014) の翻訳
さらに理解を深めるための参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
第2版は、急速に拡大するがんの生物学の分野の最も重要な進歩を入念に取り入れて最新化し、世界中の多くの学生、教官、研究者、そして臨床家達から賞賛された第1版での折紙付の特徴を維持している。がんの分子的および細胞的な基礎を学ぶ学部生、大学院生、医学部生レベルの人々のための教科書である。がん生物学の諸原理が組織的に、適切にかつ、徹底的に提示されている。完璧な多色刷りの図版と多くの教育学的配慮に支えられた明快な書法は本書を取っ付きやすく、読者を惹きつけて止まない。重要な諸実験が提示されて行くと次第に明らかにされる情報は、読者に自分が発見しているような感覚を与え、現代のがん生物学の背後にある基礎概念への洞察が得られるようになっている。教科書としての価値に加えて、医学生物学の研究室で働く人々や、臨床の専門家達にとっても有益な参考書である。
目次
- 細胞および個体の生物学と遺伝学
- がんの本性
- 腫瘍ウイルス
- 細胞性がん遺伝子
- 増殖因子、増殖因子受容体とがん
- 細胞質でのシグナル伝達回路が、がんの形質の多くを決定している
- がん抑制遺伝子
- レチノブラストーマ・タンパク(pRb)と細胞周期時計の制御
- p53とアポトーシス:護衛隊長、兼死刑執行人
- 永遠の生命:細胞の不死化と腫瘍形成
- 多段階腫瘍形成
- ゲノムの完全性の維持とがんの発達
- 対話が独り言に取って代わる:異種細胞間相互作用、そして血管新生の生物学
- 外へ:浸潤と転移
- 群衆整理:腫瘍免疫学と免疫療法
- がんの合理的な治療
「BOOKデータベース」 より