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近代皇室イメージの創出 : 明治・大正時代

塩谷純, 増野恵子, 恵美千鶴子著

(天皇の美術史, 6)

吉川弘文館, 2017.7

タイトル別名

The Meiji and Taishō periods : creating the image of a modern imperial family

近代皇室イメージの創出 : 明治大正時代

タイトル読み

キンダイ コウシツ イメージ ノ ソウシュツ : メイジ・タイショウ ジダイ

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内容説明・目次

内容説明

近代国家の中心に据えられた皇室は、どのような視覚イメージを装うことになったのか。西欧文明との接触で変貌を遂げる伝統的天皇像。その可視化を切り口にして、近代における天皇のありようを、美術史から問い直す。

目次

  • 総説 近代皇室イメージの創出
  • 第1章 日本近代美術に見る御用と栄誉—帝室技芸員制度とその周辺(帝室技芸員制度、その構想に至るまで;帝室技芸員の創設と一九〇〇年パリ万博での活躍;諮問委員(コンサルタント)としての帝室技芸員;帝室を支えた作家たち;帝室技芸員制度の転換)
  • 第2章 聖と俗の天皇肖像—明治天皇「御写真」と非公式肖像(天皇の「可視化」と肖像の誕生;天皇公式肖像の誕生と変遷;世俗の天皇肖像)
  • 第3章 明治の皇室に選ばれた表象—明治宮殿と御物(明治宮殿の内部装飾;明治宮殿における山高信離の役割;「平家納経」の引用と明治宮殿襖画の継承;正倉院意匠の引用と正倉院宝物の近代的御物化;明治初期における御物の形成)

「BOOKデータベース」 より

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