近代皇室イメージの創出 : 明治・大正時代
著者
書誌事項
近代皇室イメージの創出 : 明治・大正時代
(天皇の美術史, 6)
吉川弘文館, 2017.7
- タイトル別名
-
The Meiji and Taishō periods : creating the image of a modern imperial family
近代皇室イメージの創出 : 明治大正時代
- タイトル読み
-
キンダイ コウシツ イメージ ノ ソウシュツ : メイジ・タイショウ ジダイ
大学図書館所蔵 件 / 全242件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
近代国家の中心に据えられた皇室は、どのような視覚イメージを装うことになったのか。西欧文明との接触で変貌を遂げる伝統的天皇像。その可視化を切り口にして、近代における天皇のありようを、美術史から問い直す。
目次
- 総説 近代皇室イメージの創出
- 第1章 日本近代美術に見る御用と栄誉—帝室技芸員制度とその周辺(帝室技芸員制度、その構想に至るまで;帝室技芸員の創設と一九〇〇年パリ万博での活躍;諮問委員(コンサルタント)としての帝室技芸員;帝室を支えた作家たち;帝室技芸員制度の転換)
- 第2章 聖と俗の天皇肖像—明治天皇「御写真」と非公式肖像(天皇の「可視化」と肖像の誕生;天皇公式肖像の誕生と変遷;世俗の天皇肖像)
- 第3章 明治の皇室に選ばれた表象—明治宮殿と御物(明治宮殿の内部装飾;明治宮殿における山高信離の役割;「平家納経」の引用と明治宮殿襖画の継承;正倉院意匠の引用と正倉院宝物の近代的御物化;明治初期における御物の形成)
「BOOKデータベース」 より