ユリシーズ航海記 : 『ユリシーズ』を読むための本

書誌事項

ユリシーズ航海記 : 『ユリシーズ』を読むための本

柳瀬尚紀著

河出書房新社, 2017.6

タイトル別名

A voyage for reading Ulysses

ユリシーズ航海記 : ユリシーズを読むための本

タイトル読み

ユリシーズ コウカイキ : ユリシーズ オ ヨム タメ ノ ホン

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内容説明・目次

内容説明

「ブルームの日」の大穴馬券や12章の「発犬伝」など、ジョイスが仕掛けた謎を精緻に読み解き、正解の翻訳を追究した著者の航跡を集大成。だれも気づかなかった細部や、未完部分の翻訳も含め、ダブリンの一日を小説に描きこんだ『ユリシーズ』全体像に迫る最良の設計図。この一冊で『ユリシーズ』が断然面白くなる!!

目次

  • 1 出航の巻 ジョイス・翻訳・ことば(ジョイス=パリの一九二二年;『ユリシーズ』と『荒地』—奇跡の年一九二二年 ほか)
  • 2 嬉遊の巻 ユリシーズはこんなに面白い!(スティーヴンの目覚め;わあ、ごっつごつ! ほか)
  • 3 発見の巻 ジェイムズ・ジョイスの謎を解く(全)(「当り前」からジョイスを読む;なんだか「犬」が匂う ほか)
  • 4 帰還の巻 ユリシーズ13‐18 試訳と構想(断章—十三章・十四章・十六章・十八章;第十七章“イタケー” ほか)

「BOOKデータベース」 より

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