道教とはなにか
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道教とはなにか
(ちくま学芸文庫, [サ-39-1])
筑摩書房, 2017.7
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ドウキョウ トワ ナニ カ
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道教とはなにか
2017.7.
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道教とはなにか
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注記
原本は2005年に中央公論新社より刊行
シリーズ番号はブックジャケットによる
参考文献: p378-390
追補する参考文献: p393-394
内容説明・目次
内容説明
中国は儒教の国ではない!道教こそが今でも生き生きと脈打ち、人々から篤い信仰を得ている。「道教がわかれば、中国のことはまるごとわかる」と魯迅は言ったが、中国人の精神構造を知るための鍵は道教なのである。では道教とはなにか?この問いに対する答えは単純ではない。なぜなら、道教は教理、哲学、経典を中心にした宗教体系ではなく、呪術、儀礼、戒律を基礎とした民族宗教であって、文献・資料からだけではその全貌を窺い知ることができないからである。本書では文献による歴史的理解は当然のこととして、東南アジアの華人街の現地調査も踏まえ、中国人のこころの拠りどころとしての「気の宗教」の本質を紹介する。冒頭に初学者のための「道教をめぐるQ&A」を付す。
目次
- 道教をめぐるQ&A
- 第1章 さまざまな神々を祀る宮廟
- 第2章 仙人たちの姿と伝記
- 第3章 房中術・導引・禹歩—道教に取り込まれる古代の方術(一)
- 第4章 呪言—道教に取り込まれる古代の方術(二)
- 第5章 呪符—道教に取り込まれる古代の方術(三)
- 第6章 煉丹術の成立と展開—外丹の場合
- 第7章 道教と医薬
- 第8章 道教の歴史
- 第9章 日本文化と道教
- 第10章 現代の道教と気功事情
「BOOKデータベース」 より