帝国軍人の弁明 : エリート軍人の自伝・回想録を読む

書誌事項

帝国軍人の弁明 : エリート軍人の自伝・回想録を読む

保阪正康著

(筑摩選書, 0146)

筑摩書房, 2017.7

タイトル別名

帝国軍人の弁明 : エリート軍人の自伝回想録を読む

帝国軍人は何を書き残したか

タイトル読み

テイコク グンジン ノ ベンメイ : エリート グンジン ノ ジデン・カイソウロク オ ヨム

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注記

筑摩書房のPR誌『ちくま』に連載された「帝国軍人は何を書き残したか」を筑摩選書の一冊として編んだもの

内容説明・目次

内容説明

昭和の戦争を経験した陸軍軍人たちが書き残した書物は数多い。そこには開戦から終戦に至るまでの生々しい経緯、帝国陸軍内の空気、さらには戦後思想への評価など、当事者でしか描きえない貴重な証言の数々が見出される。石原莞爾、瀬島龍三、堀栄三、田中隆吉、遠藤三郎等々の著作を取りあげ、書き手の政治的立場や帝国陸軍内での地位、見識と教養、さらには語り手としての誠実さを見極めながら、第一級の昭和史資料を読み解く試み。

目次

  • 序章 軍人の回想録・日記・自伝を読む
  • 第1章 石原莞爾の『世界最終戦論』を読む
  • 第2章 堀栄三『大本営参謀の情報戦記』を読む
  • 第3章 武藤章『比島から巣鴨へ』を読む
  • 第4章 佐々木到一『ある軍人の自伝』を読む
  • 第5章 田中隆吉『日本軍閥暗闘史』を読む
  • 第6章 河邊虎四郎『市ヶ谷台から市ヶ谷台へ』を読む
  • 第7章 井本熊男『作戦日誌で綴る大東亜戦争』を読む
  • 第8章 遠藤三郎『日中十五年戦争と私』を読む
  • 第9章 磯部浅一「獄中日記」を読む
  • 第10章 瀬島龍三『幾山河』を読む
  • 終章 歴史に残すべき書

「BOOKデータベース」 より

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