「孝子」という表象 : 近世日本道徳文化史の試み
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「孝子」という表象 : 近世日本道徳文化史の試み
ぺりかん社, 2017.7
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孝子という表象 : 近世日本道徳文化史の試み
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「コウシ」 トイウ ヒョウショウ : キンセイ ニホン ドウトク ブンカシ ノ ココロミ
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Description and Table of Contents
Description
「孝子」とは、「親孝子な子」というだけの存在であったのか?近世日本社会で広く行われた「孝子顕彰」において、為政者から庶民まで、多様な主体によって競合的に意味づけられた「孝子」創作のプロセスを解明し、「孝」の思想と実践をつなぐ「表象」に着目することで、道徳文化史の可能性を探る。
Table of Contents
- プロローグ—道徳文化史の試み
- 序章 問題としての「孝子」—課題・資料・構成
- 第1章 由緒としての「孝子」—在村における「孝子顕彰」
- 第2章 文芸としての「孝子」—道中における顕彰と「孝子万吉伝」
- 第3章 国風としての「孝子」—藩における顕彰と『孝婦鳴盛編』
- 第4章 競争としての「孝子」—藩国家における顕彰と「孝子伝集」
- 第5章 公儀としての「孝子」—国家における顕彰と『官刻孝義録』
- 第6章 主体としての「孝子」—異国における顕彰と『近世蝦夷人物誌』
- 終章 道徳文化史という課題
- 附録 近世出版「孝子伝」一覧
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