誰も知らない熊野の遺産
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誰も知らない熊野の遺産
(ちくま新書, 1273 . カラー新書||カラー シンショ)
筑摩書房, 2017.8
- タイトル読み
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ダレ モ シラナイ クマノ ノ イサン
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注記
参考文献: p250-254
内容説明・目次
内容説明
世界遺産に登録後、注目を集め、往来の増え続ける熊野。熊野古道や熊野三山を観光する人は多いが、熊野の魅力はそれだけにとどまらない。聖なるもの・俗なるものが混じりあう不思議な伝説があり、古来から続く風習が残るなど、そこには失われた日本の原風景がいまも息づいている。観光では訪れることのない奥地へ自ら足を踏み入れ、語り部たちの言葉を丹念に聞き取り、これまで知られなかった歴史を探り出す。美しい写真とともに、誰も知らなかった熊野の姿をここに開陳。
目次
- 第1章 はじめて知った熊野(百夜月;九重—森に広大な棚田が眠る ほか)
- 第2章 祈りの系譜(楊枝—三十三間堂説話変容のダイナミズム;謎のミミイシ(耳石)、ミミジマ(耳島)さん ほか)
- 第3章 近代化の果てに(湯峰—豊穣の源となったハンセン病患者;春露童子—黄金の森に生きた鉱夫たち ほか)
- 第4章 熊野を生きる(篭—高齢者が暮らす力;口色川—消費社会からの脱出 ほか)
「BOOKデータベース」 より