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戦時日本の国民生活

玉井清編著

(『写真週報』とその時代, 上)

慶應義塾大学出版会, 2017.7

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センジ ニホン ノ コクミン セイカツ

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注記

『叢書21COE-CCC多文化世界における市民意識の動態36 戦時日本の国民意識 : 国策グラフ誌『写真週報』とその時代』(慶應義塾大学出版会, 2008年) を土台としながら全面的に再構成したもの

内容説明・目次

内容説明

戦時中、政府のプロパガンダを国民にわかりやすくアピールする目的で、昭和13年2月から20年7月まで発行されていた国策グラフ雑誌『写真週報』。当時掲載された350点を超える画像を紹介しつつ、そこから読みとれる当時の政策、国民の生活や意識を立体的に描き出す。上巻「戦時日本の国民生活」では、『写真週報』の創刊事情をまず詳述し、食糧や物資の徴用、労務動員など、モノから人へと広がった動員に『写真週報』が果たした役割と、国民生活の変容の実態を明らかにする。

目次

  • 第1章 国民を動員せよ—国策グラフ誌『写真週報』の誕生
  • 第2章 食糧増産、供出せよ—食糧事情の逼迫と食糧管理の強化
  • 第3章 ぜいたくは敵だ—貯蓄節約の奨励
  • 第4章 運べよ物資、耐えよ混雑—輸送力増強とその限界
  • 第5章 産めよ増やせよ鍛えよ体—健民運動の変容
  • 第6章 工場へ、工場へ—労務動員政策の展開
  • 第7章 学校を動員せよ—児童学徒の報国精神
  • 第8章 女性も戦おう—銃後の女性の勤労精神

「BOOKデータベース」 より

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