ヨーロッパの昔話 : その形と本質

書誌事項

ヨーロッパの昔話 : その形と本質

マックス・リュティ著 ; 小澤俊夫訳

(岩波文庫, 白(34)-229-1)

岩波書店, 2017.8

タイトル別名

Das europäische Volksmärchen : Form und Wesen

ヨーロッパの昔話 : その形式と本質

タイトル読み

ヨーロッパ ノ ムカシバナシ : ソノ カタチ ト ホンシツ

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注記

標題紙のシリーズ番号表示: 34-229-1

『Das europäische Volksmärchen : Form und Wesen』(1947) の決定版である第7版 (1981) の全訳

『ヨーロッパの昔話 : その形式と本質』(岩崎美術社 , 1969) に基づいた訳文

内容説明・目次

内容説明

「むかしむかしあるところに…」。人びとが長く親しんできた昔話には決まった形がある。魔女・こびとなどとも違和感なく出会い、主人公に与えられる試練の数は三つ、心の葛藤は描かず肉体の痛みもない…。グリム童話ほか、ヨーロッパ各地に伝わる数多くの昔話を分析、その本質を学問的に突きとめた先駆的著作。

目次

  • 序説
  • 一次元性
  • 平面性
  • 抽象的様式
  • 孤立性と普遍的結合の可能性
  • 純化と含世界性
  • 昔話の機能と意義
  • 昔話研究について
  • 昔話の構造主義的研究—プロップの業績の評価

「BOOKデータベース」 より

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