明治・大正期の科学思想史
著者
書誌事項
明治・大正期の科学思想史
勁草書房, 2017.8
- タイトル別名
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Essais d'histoire de la pensée scientifique au Japon moderne : la pensée japonaise sur les sciences approximativement entre les années 1860 et 1930
明治大正期の科学思想史
- タイトル読み
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メイジ・タイショウキ ノ カガク シソウシ
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明治・大正期の科学思想史
2017.8.
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明治・大正期の科学思想史
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注記
あとがき(橋本明), 附記(奥村大介)
文献表: 巻末p14-36
収録内容
- 序章 / 橋本明 [執筆]
- 国民と実学 : 「啓蒙」と「戯作」の交点 / 金子亜由美 [執筆]
- 山川健次郎の科学思想と尚武主義 : 物理学・社会学・富国強兵 / 夏目賢一 [執筆]
- 横井時敬の農学 / 藤原辰史 [執筆]
- 明治・大正期の地理的知 : 朝鮮半島の地誌と旅行記をめぐって / 米家泰作 [執筆]
- 宇宙と国粋 : 三宅雪嶺のコスミズム / 奥村大介 [執筆]
- 帝國大學と精神病学と精神病者 : 明治・大正期における精神病治療思想の系譜 / 橋本明 [執筆]
- 天変地異をめぐる科学思想 : 関東大震災と科学啓蒙者たちを中心に / 中尾麻伊香 [執筆]
- 千里眼は科学の分析対象たり得るか : 心理学の境界線をめぐる闘争 / 一柳廣孝 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
科学思想史の本当の研究対象は、自然というよりは“自然についての知識のあり方”、またはその“作られ方”である。科学思想史は、自然界の条理を探ろうとする人間の精神のあり方、つまり観察、概念構築、理論構成などを可能な限り緻密かつ複層的に捉えようとする。—金森修が構想、執筆者を集めた最後の書。明治以降の我が国の科学思想史を通覧する三部作、ここに完結。
目次
- 序章
- 第1章 国民と実学—「啓蒙」と「戯作」の交点
- 第2章 山川健次郎の科学思想と尚武主義—物理学・社会学・富国強兵
- 第3章 横井時敬の農学
- 第4章 明治・大正期の地理的知—朝鮮半島の地誌と旅行記をめぐって
- 第5章 宇宙と国粋—三宅雪嶺のコスミズム
- 第6章 帝國大學と精神病学と精神病者—明治・大正期における精神病治療思想の系譜
- 第7章 天変地異をめぐる科学思想—関東大震災と科学啓蒙者たちを中心に
- 第8章 千里眼は科学の分析対象たり得るか—心理学の境界線をめぐる闘争
「BOOKデータベース」 より