1990年代論
著者
書誌事項
1990年代論
(河出ブックス, 106)
河出書房新社, 2017.8
- タイトル別名
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1990年代論
- タイトル読み
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1990ネンダイ ロン
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注記
"90年代特集"ガイド30 メタ1990年代論: p308-315
年表1989-2000年: p[316]-327
内容説明・目次
内容説明
総括されない未決の問題として繰り返し浮上してくる一九九〇年代。私たちの社会と文化はいまだに「九〇年代的なもの」を引きずり続けている。いったいあの時代とはなんだったのか—政治や社会、運動、宗教から、マンガやアニメ、ゲーム、音楽にいたるまで、二〇のジャンルの論考/エッセイを、七〇年代以降生まれの気鋭の論者たちが寄稿。総論的な共同討議、インタビュー、ブックガイド、年表も付す。
目次
- 死なない九〇年代の歴史化へ—序文にかえて
- 共同討議 一九九〇年代日本の諸問題
- A 社会問題編(社会 終わらざる「社会」の選択—「一九九〇年代」の散乱と回帰;政治 「敵対の政治」と「忖度の政治」の源流—獲得された手段、失われた目的;労働 安定からやりがいへ—「やりがい搾取」のタネは九〇年代にまかれた;家族 「平凡」と「普通」が乖離した時代;運動 リスカでバンギャで右翼な青春 ほか)
- B 文化状況編(アニメ 一九九〇年代アニメ、複数形の記述で;映像 「ポスト日本映画」の起源としての九〇年代;ゲーム 排除のゲーム史;テレビ フロンティアとしての深夜帯;マンガ/女性編 「すべての仕事は売春である」に匹敵する一行を思いつかなかった ほか)
「BOOKデータベース」 より