フランスを問う : 国民、市民、移民
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書誌事項
フランスを問う : 国民、市民、移民
人文書院, 2017.8
- タイトル別名
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フランスを問う : 国民市民移民
- タイトル読み
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フランス オ トウ : コクミン、シミン、イミン
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内容説明・目次
内容説明
移民から市民へ。差異にもとづく連帯へ…ポピュリズム、レイシズム政治の言説に惑わされないために。パリ同時テロ事件から2017年5月のマクロン大統領誕生へ。フランス社会は、移民をどう受け入れ社会に統合していくのか。国民戦線などのナショナルポピュリズムにどう抗していくのか。経済危機、失業、政治変動のなかで、フランスの統合問題が問われている。国民、市民、移民の問題を、19世紀にまでさかのぼり、さらに現在のヨーロッパの問題までを考察する。
目次
- 1(「イスラーム問題」の構築と移民社会—二〇一五年パリ危機からその後へ;同時的に起こっているヨーロッパの危機と変動;ナショナルポピュリズムとそれへの対抗力—フランス大統領選の社会学から)
- 2(オリジンを問わないということ—フランス的平等のディレンマ;フランスの移民政策の転換—“選別的”政策へ?;若者、移民第二世代の雇用と福祉)
- 3(フランス人とは何か—パトリック・ヴェイユを読む;デラシネとしての移民?—バレース、デュルケム再考、ノワリエルを通して)
「BOOKデータベース」 より