初稿倫理学
著者
書誌事項
初稿倫理学
(ちくま学芸文庫, [ワ-15-2])
筑摩書房, 2017.9
- タイトル別名
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倫理学 : 初稿
- タイトル読み
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ショコウ リンリガク
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注記
シリーズ番号はブックジャケットによる
収録内容
- 面とペルソナ
- 私の根本の考
- 倫理学 : 人間の学としての倫理学の意義及び方法
- 実存と虚無と頽廃 / 和辻哲郎, 務台理作, 高坂正顕, 西谷啓治 [著]
- 和辻倫理学の出発 : 解説 / 苅部直 [著]
内容説明・目次
内容説明
個人の内面ではなく、人と人の「間柄」に「倫理」の成り立つ場を求める和辻倫理学。近代的主体の超克を模索しつづけたその独自の人間観は、主著『人間の学としての倫理学』『倫理学』において大きく開花する。だが、その二著には知られざる原典、初稿「倫理学」(1931年)が存在した。全集未収録のこの隠れたる論考には、その「人間の学」の核心がより活き活きと、克明に綴られている。ここに随筆「面とペルソナ」、講演「私の根本の考」および座談会「実存と虚無と頽廃」を収録した文庫オリジナル編纂。初期の瑞々して情熱と、その思考完成への軌跡を鮮やかに伝える。
目次
- 面とペルソナ
- 私の根本の考
- 倫理学—人間の学としての倫理学の意義及び方法(人間の学としての倫理学;『人間』『人間の存在』及び『人間の学』の意義;人間の学としての倫理学の方法)
- 実存と虚無と頽廃—和辻哲郎・務台理作・高坂正顕・西谷啓治
「BOOKデータベース」 より