都市と農村
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都市と農村
(岩波文庫, 青(33)-138-11)
岩波書店, 2017.9
- タイトル読み
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トシ ト ノウソン
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注記
『都市と農村』(「朝日常識講座」第6巻, 朝日新聞社, 1929年) を文庫化したもの
底本: 筑摩書房版『柳田國男全集』第4巻(1998年)
内容説明・目次
内容説明
昭和初期の小作争議が頻発した時代、農政官として出発した柳田は、農村の疲弊と農民の貧困を、農村内部の問題としてではなく、都市との関係でとらえた。田舎から都市への人の流入を歴史的にたどり、文化全体をみつめるなかで、具体的な希望として農民による協同組合運営や、地方都市間の連携を提言。現代においても示唆に富む。初文庫化。
目次
- 第1章 都市成長と農民
- 第2章 農村衰微の実相
- 第3章 文化の中央集権
- 第4章 町風・田舎風
- 第5章 農民離村の歴史
- 第6章 水呑百姓の増加
- 第7章 小作問題の前途
- 第8章 指導せられざる組合心
- 第9章 自治教育の欠陥とその補充
- 第10章 予言よりも計画
「BOOKデータベース」 より