福島第一原発1号機冷却「失敗の本質」
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書誌事項
福島第一原発1号機冷却「失敗の本質」
(講談社現代新書, 2443)
講談社, 2017.9
- タイトル別名
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福島第一原発1号機冷却失敗の本質
- タイトル読み
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フクシマ ダイイチ ゲンパツ イチゴウキ レイキャク 「シッパイ ノ ホンシツ」
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内容説明・目次
内容説明
官邸や東電本店の要請に従わず、海水注入を強行した吉田昌郎所長。日本中が喝采を送った「海水注入」だが、事故から5年半経って1号機の原子炉にほとんど水が入っていなかったことが判明した。6年にわたる検証取材で浮かび上がってきた数々の「1号機冷却失敗」の謎に迫る!
目次
- プロローグ 廃炉作業に立ちはだかる巨大デブリ
- 第1章 正常に起動した1号機の冷却装置はなぜ停止してしまったのか?—致命傷となった情報共有の失敗
- 第2章 東京電力は、冷却装置イソコンをなぜ40年間動かさなかったのか?—伝承されなかったノウハウと放射能漏洩リスクへの過剰な恐怖
- 第3章 日本の原子力行政はなぜ事故を防げなかったのか?—失敗から学ぶ国「アメリカ」との決定的格差
- 第4章 届かなかった海水注入—事故発生から12日間、原子炉に届いた冷却水はほぼゼロだった
- 第5章 1号機の消防注水の漏洩はなぜ見過ごされたのか?—「東電テレビ会議」人工知能解析でわかった吉田所長の極限の疲労
- 第6章 1号機冷却の「失敗の本質」—福島第一原発事故から私たちは何を学ぶのか
「BOOKデータベース」 より