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雅の近世、花開く宮廷絵画 : 江戸時代前期

野口剛, 五十嵐公一, 門脇むつみ著

(天皇の美術史, 4)

吉川弘文館, 2017.10

タイトル別名

The early Edo period : the elegance of the early modern, the flowering of court painting

雅の近世花開く宮廷絵画 : 江戸時代前期

タイトル読み

ミヤビ ノ キンセイ、 ハナ ヒラク キュウテイ カイガ : エド ジダイ ゼンキ

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内容説明・目次

内容説明

江戸前期、天皇は独自の美意識で絵師を選び、美術に関与していた。狩野探幽や俵屋宗達が宮廷に好まれたのはなぜか。宗達に始まる琳派の展開や、自ら絵筆をとる天皇・皇族の姿など、雅やかな17世紀京都画壇の実像を探る。

目次

  • 総説 雅の近世、花開く宮廷絵画
  • 第1章 御所の障壁画制作—天明の大火以前(近世はじめの御所造営;狩野一門の事情;寛永・承応・寛文の御所造営;延宝・宝永の御所造営;天明の大火まで;おわりに)
  • 第2章 琳派と宮廷—俵屋絵と宗達、そして光琳(後陽成天皇と俵屋の料紙装飾;後水尾天皇と宮廷画家宗達;俵屋の草花図と宮廷;宮廷周辺での俵屋の草花図の継承と尾形光琳;おわりに)
  • 第3章 後水尾天皇時代の宮廷絵画—描く天皇、皇族と画壇(はじめに—文化力高い天皇のもとに花開いた絵画世界;天皇、皇族による絵画の概要—画題、作画機会、様式、美意識;天皇、皇族の絵画学習と作画—照山元瑶を中心に;天皇との関わりで描く僧;宮廷に関わる職業画家の枠組;宮廷の美意識と職業画家の様式;おわりに)

「BOOKデータベース」 より

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