身体知性 : 医師が見つけた身体と感情の深いつながり
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書誌事項
身体知性 : 医師が見つけた身体と感情の深いつながり
(朝日選書, 964)
朝日新聞出版, 2017.10
- タイトル別名
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身体知性 : 医師が見つけた身体と感情の深いつながり
- タイトル読み
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シンタイ チセイ : イシ ガ ミツケタ シンタイ ト カンジョウ ノ フカイ ツナガリ
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注記
参考・引用文献、注: p237-251
内容説明・目次
内容説明
武道家で医師の著者による、刺激に満ちた身体論!身体知性が人の感情と判断を担っている。フーコーの『臨床医学の誕生』や肉眼解剖学をもとに、西洋医学の言葉による身体の分析的追求の特徴を読み解く。しかし現実の臨床現場では、分析だけでは太刀打ちできない短時間で合理的な判断が必要だ。このとき活躍するのが身体知性。救命救急医のクロスケリーは医師の感情変化が誤診へとつながると指摘し、神経生理学者のダマシオは「ソマティック・マーカー仮説」で人間の判断に影響を与える感情の形成と身体の関係をたどる。また武道における東洋的な身体観と鍛錬は、人間の判断において重要だ。天才チェスプレーヤーが出会った太極拳、精神疾患の新しい治療法「オープンダイアローグ」、北海道浦河町の「べてるの家」を身体知性から分析するとどうなるのか。合気道家で思想家の内田樹氏との対談「武道と医学と身体をむすぶ」を収録。
目次
- 第1章 西洋医学が身体を取り扱うことば
- 第2章 肉眼解剖学に見る西洋医学の身体観の変化
- 第3章 「医師の身体」が西洋医学の分析の隙間を補完している
- 第4章 感情は身体によって作られている—ダマシオのソマティック・マーカー仮説
- 第5章 身体知性1 統合的な身体機能
- 第6章 身体知性2 身体を通して感情を整える
- 第7章 身体知性で読み解く「オープンダイアローグ」と「べてるの家」
- 対談 武道と医学と身体をむすぶ(内田樹×佐藤友亮)
「BOOKデータベース」 より