道徳を基礎づける : 孟子 vs. カント、ルソー、ニーチェ
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書誌事項
道徳を基礎づける : 孟子 vs. カント、ルソー、ニーチェ
(講談社学術文庫, [2463])
講談社, 2017.10
- タイトル別名
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Fonder la morale
道徳を基礎づける : 孟子vs.カントルソーニーチェ
道徳を基礎づける : 孟子vsカントルソーニーチェ
- タイトル読み
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ドウトク オ キソ ズケル : モウシ vs. カント、ルソー、ニーチェ
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注記
原本は2002年講談社刊
原著 (Grasset, 1996) の全訳
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
井戸に落ちそうな子供を助けることは憐れみなのか、義務なのか。ルソーもカントも道徳を基礎づけることを試みた。しかし「誰も成功していない」(ショーペンハウアー)。ニーチェは道徳の系譜学へと目を向けた。そして今、思想史を相対化し伝統を確認しながら、著者は孟子との対話を始める。賢者の石は、中国思想を批判的に揺さぶり続けたその先にある。
目次
- 1 憐れみをめぐる問題(忍びざるものを前にして;基礎づけか比較か—あるいは基礎づけのための比較 ほか)
- 2 性と生について(人性論;善か悪か ほか)
- 3 他者への責任(人間性、連帯;天下を憂う)
- 4 意志と自由(妄想的な意志?;自由な観念なしに)
- 5 幸福と道徳の関係(正義は地上に存す;地は天に肩を並べる ほか)
「BOOKデータベース」 より