短篇小説の生成 : 鷗外「豊熟の時代」の文業、及びその外延

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短篇小説の生成 : 鷗外「豊熟の時代」の文業、及びその外延

新保邦寛著

(ひつじ研究叢書, 文学編 ; 8)

ひつじ書房, 2017.10

タイトル別名

The formation of Japanese modern short story

短篇小説の生成 : 鷗外豊熟の時代の文業及びその外延

タイトル読み

タンペン ショウセツ ノ セイセイ : オウガイ 「ホウジュク ノ ジダイ」 ノ ブンギョウ、オヨビ ソノ ガイエン

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注記

初出一覧: p276-278

内容説明・目次

目次

  • 序章 近代短篇小説の概念と方法
  • 1章 鴎外短篇論1—膨張する“語り手”(「半日」論—“建国神話”のたそがれと“癒着”する語り手の戦略;「鶏」から「金貨」へ、そして「金毘羅」—方法的な、余りに方法的な ほか)
  • 2章 鴎外短篇論2—“隣接ジャンル”との交響(「普請中」論—“演劇”的趣向の小説;「カズイスチカ」化する“Casus”—印象派絵画との出会い ほか)
  • 3章 鴎外短篇論3—文化的社会的文脈の中で(「有楽門」論—日比谷焼打ち事件と“群衆心理学”言説;「沈黙の塔」一名、慨世悲歌『拝火教徒』騒動始末記—“優生学”言説の侵犯 ほか)
  • 4章 谷崎潤一郎の場合(「刺青」論—“自己表出”か“芸術性”か;「少年」の方法—“胎内幻想”と“金毛九尾の狐”の物語 ほか)
  • 終章に代えて 解体する近代短篇小説と芥川龍之介

「BOOKデータベース」 より

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