新哲学対話 : ソクラテスならどう考える?
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新哲学対話 : ソクラテスならどう考える?
筑摩書房, 2017.11
- タイトル読み
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シン テツガク タイワ : ソクラテス ナラ ドウ カンガエル?
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注記
参考文献: p304
索引: p317-318
内容説明・目次
内容説明
「よい/悪い」に客観的な基準はあるか?人工知能は人間と同じように思考することができるのか?言葉の「意味」とはいったい何か?「知っている」とはどういうことか?そのための条件が不可避的にはらむパラドックスとは—「価値」「人工知能」「意味」「知識」をめぐる問いは現代哲学の超難問だ。もしも、ソクラテスとその素晴らしい仲間たちが今に甦って、こうした問いをめぐり侃侃諤諤議論を始めたら、どのような「対話篇」が生まれるだろうか。甦った古代の賢人たちが哲学的難問をめぐり繰り広げる知の饗宴。
目次
- 序 台所の言葉で語る哲学
- アガトン—あるいは嗜好と価値について(アポロドロスの話;議論のはじまり ほか)
- ケベス—あるいはAIの臨界(発端;ソクラテス登場 ほか)
- 意味と経験—テアイテトス異稿(言葉の理解のために必要な経験とは何か;意味は経験できるか ほか)
- 偽テアイテトス—あるいは知識のパラドックス(「この文が真であることをだれも知らない」;「自己言及」が問題ではないし、また、それを避けることもできない ほか)
「BOOKデータベース」 より