「新しき村」の百年 : 「愚者の園」の真実
著者
書誌事項
「新しき村」の百年 : 「愚者の園」の真実
(新潮新書, 743)
新潮社, 2017.11
- タイトル別名
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新しき村の百年 : 愚者の園の真実
- タイトル読み
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アタラシキ ムラ ノ ヒャクネン : グシャ ノ ソノ ノ シンジツ
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注記
新しき村百年略年譜: p207-214
本書が参照したおもな文献: p215-217
内容説明・目次
内容説明
一世紀前、武者小路実篤を中心として「新しき村」が創設された。戦争や暴動など国内外が騒然とする時代にあって、「人類共生」の夢を掲げた農村共同体は、土地の移転、人間関係による内紛、実篤の離村と死没など幾度も危機にさらされながらも、着実な発展を遂げていく。平成以降、高齢化と収入減のため存続が危ぶまれるなか、世界的にも類例のないユートピア実践の軌跡をたどるとともに、その現代的意義を問い直す。
目次
- 1 「坊っちゃん」登場—白樺派の闘将・武者小路実篤
- 2 つのる社会不安/新しき村誕生
- 3 知識人の冷笑/実篤離村/ダム湖に沈む
- 4 東の村への移住/東京支部の活動
- 5 戦中戦後の実篤
- 6 自活達成と実篤没後の村
- 7 押し寄せる超高齢化の波
- 8 ユートピア共同体の運命/液状化する世界
- 9 ポスト・モダンの帰農
- 10 創立百年を超えて—人類共生の夢
「BOOKデータベース」 より