児童虐待から考える : 社会は家族に何を強いてきたか

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児童虐待から考える : 社会は家族に何を強いてきたか

杉山春著

(朝日新書, 643)

朝日新聞出版, 2017.12

タイトル読み

ジドウ ギャクタイ カラ カンガエル : シャカイ ワ カゾク ニ ナニ オ シイテ キタカ

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内容説明・目次

内容説明

子どもを育てられなくなった親たち。誰が「家族」を壊しているのか?年間10万件を突破し、今なお児童虐待は増え続けている。困窮の中で孤立した家族が営む、救いのない生活。そこで失われていく幼い命を、なぜ私たちの社会は救うことができないのか?数々の児童虐待事件を取材した著者が、その背景にある日本社会の家族規範の変容を追いながら、悲劇を防ぐ手だてを模索する。

目次

  • 第1章 ルポ 厚木男児遺体放置事件
  • 第2章 「近代家族」という呪縛—二つの虐待事件を追って
  • 第3章 国家と家族のあいだで—「満州女塾」再考
  • 第4章 社会につながれない「ニューカマー」たち—川崎中1殺害事件の深層にあるもの
  • 第5章 育児は母親だけの義務か?—母性から降りる、共同体で支援する
  • 付録 誤解される「子どもの精神障害」—児童精神科医・滝川一廣さんとの対話
  • 終章 家族はどこへ向かうのか—虐待予防の現在、そして新しい家族の形のために

「BOOKデータベース」 より

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