因果性
著者
書誌事項
因果性
(哲学がわかる)
岩波書店, 2017.12
- タイトル別名
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Causation : a very short introduction
哲学がわかる因果性
- タイトル読み
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インガセイ
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注記
原著(Oxford University Press, 2013)の全訳
読書案内: 巻末p5-7
日本の読者のための読書案内: 巻末p9-10
内容説明・目次
内容説明
「原因」と「結果」は、私たちが世界を理解する基本的な用語だ。だが、二つの事柄を原因と結果として結びつけるものが何かについて、人々の意見は分かれている。哲学者たちを悩ませてきた因果性に関する数々の難問について、いくつかの基本的な考え方を平易に解説したうえで、最後に統計を使って因果関係を探る現代の科学的方法について哲学の立場から考える。
目次
- 第1章 問題—因果性のどこが難しいのか
- 第2章 規則性—結びつきのない因果性はあるか
- 第3章 時間と空間—原因は結果よりも前に起こるか
- 第4章 必然性—原因はその結果を保証するか
- 第5章 反事実条件的依存性—原因は違いを生じさせるか
- 第6章 物理主義—すべては伝達に尽きるのか
- 第7章 多元主義—異なる多くの因果性があるのか
- 第8章 原初主義—因果性は最も基礎的か
- 第9章 傾向性主義—何が傾向を持つのか
- 第10章 原因を見つける—それはどこにあるのか
「BOOKデータベース」 より