ひとり空間の都市論
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ひとり空間の都市論
(ちくま新書, 1304)
筑摩書房, 2018.1
- タイトル読み
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ヒトリ クウカン ノ トシロン
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注記
参考文献リスト: p251-263
内容説明・目次
内容説明
同調圧力が強い日本社会における「ひとり」。彼らが異質な存在としてみなされる一方で、現実の日本の都市には、カプセルホテル、ひとりカラオケ、ひとり焼肉店など、ひとり客向けの商業施設が溢れかえっている。そもそも孤独と自由が背中合わせの都市生活では、「ひとり」でいることこそ、歴史的にも“正常”だったはずだ。今日ではさらに、「ひとり」が存在する空間は、モバイル・メディアの普及を受けて増殖し、新しい形態へと進化を遂げつつある。その新しい特性とは何か。「みんな・絆・コミュニティ」へと世論が傾くいま、ひとり空間の現況と可能性を、いまいちど問い直す。
目次
- 序章 『孤独のグルメ』の都市論
- 第1章 ひとり・ひとり空間・都市
- 第2章 住まい—単身者とモビリティ
- 第3章 飲食店・宿泊施設—日本的都市風景
- 第4章 モバイル・メディア—ウォークマンからスマートフォンまで
- 終章 都市の「ひとり空間」の行方
「BOOKデータベース」 より