呪われた部分 : 全般経済学試論・蕩尽

Bibliographic Information

呪われた部分 : 全般経済学試論・蕩尽

ジョルジュ・バタイユ著 ; 酒井健訳

(ちくま学芸文庫, [ハ12-11])

筑摩書房, 2018.1

Other Title

La part maudite : essai d'économie générale : la consumation

呪われた部分 : 全般経済学試論蕩尽

Title Transcription

ノロワレタ ブブン : ゼンパン ケイザイガク シロン トウジン

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Note

原著 (Les Éditions de Minuit, c1949) の全訳と補遺として末尾に1932年1月に『社会批評』誌に発表された論考「消費の概念」を収めたもの

叢書番号はブックジャケットによる

Contents of Works

  • 消費の概念 = La notion de dépense

Description and Table of Contents

Description

「“全般経済学”とは、生産よりも富の“消費”(つまり“蕩尽”)のほうを、重要な対象とする経済学のことである。」経済合理性の範疇に収まらない蕩尽・祝祭・宗教・エロス・芸術は、人間の喜びの本質が有用性の原理に拠って立つ生産・蓄積過程にあるのではなく、消費・蕩尽にあることを示す。本書は人間が不可避的に内包せざるを得なかった「過剰」を考察の対象にして人間存在の根源に迫り、生を真に充実させるために、蕩尽・神聖・恍惚に代表されるこの「呪われた部分」の再考を鋭く強く促す。意識の「コペルニクス的転回」に賭けたバタイユ作品の新訳。巻末に先駆的重要論文「消費の概念」を収録。

Table of Contents

  • 第1部 理論の導入
  • 第2部 歴史のデータ1 蕩尽の社会
  • 第3部 歴史のデータ2 軍事企画社会と宗教企画社会
  • 第4部 歴史のデータ3 産業社会
  • 第5部 現代のデータ
  • 補遺 消費の概念

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Details

  • NCID
    BB25297793
  • ISBN
    • 9784480098405
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    fre
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    372p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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