オリンピックと万博 : 巨大イベントのデザイン史

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オリンピックと万博 : 巨大イベントのデザイン史

暮沢剛巳著

(ちくま新書, 1308)

筑摩書房, 2018.2

タイトル読み

オリンピック ト バンパク : キョダイ イベント ノ デザインシ

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主要参考文献: p267-270

内容説明・目次

内容説明

二〇二〇年東京オリンピックの、メインスタジアムやエンブレムのコンペをめぐる混乱。それは、巨大イベントの開催意義について再考を迫る契機となった。そもそもオリンピックとデザインは、密接な関係にある。一九六四年東京オリンピックでは、日本のデザイン界が総力を結集し、各分野が連携を図り、統率のとれたデザインポリシーが展開された。その延長上に、一九七〇年大阪万博でもデザインポリシーは発揮されることになる。本書では、戦後に「デザイン」という概念が定着していく過程から説き起こし、五輪と万博という巨大国家プロジェクトのデザインと、そこに貢献した丹下健三、亀倉雄策らの群像を追う。

目次

  • 第1章 世界デザイン会議から東京オリンピックと大阪万博へ
  • 第2章 「国民的」建築家—丹下健三
  • 第3章 グラフィック・デザインという戦略—亀倉雄策
  • 第4章 デザイン・ポリシーによる統率—勝見勝
  • 第5章 原子力の一九六〇年代—岡本太郎
  • 第6章 マルチプロジェクション—観客から群衆へ
  • 第7章 万博パビリオン—「日本館」の系譜
  • 第8章 デザイン・コンペ—東京オリンピック二〇二〇エンブレムと新国立競技場

「BOOKデータベース」 より

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