感染症の世界史
著者
書誌事項
感染症の世界史
(角川文庫, 20752)
KADOKAWA, 2018.1
- タイトル別名
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角川ソフィア文庫
World history of infectious diseases
- タイトル読み
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カンセンショウ ノ セカイシ
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注記
洋泉社2014年刊の加筆修正
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫I-405-1」の表示あり
欧文タイトルはブックジャケットによる
主要な参考文献: p363-372
内容説明・目次
内容説明
地上最強の地位に上り詰めた人類にとって、感染症の原因である微生物は、ほぼ唯一の天敵だ。医学や公衆衛生の発達した現代においても、日本では毎冬インフルエンザが大流行し、世界ではエボラ出血熱やデング熱が人間の生命を脅かしている。人が病気と必死に闘うように、彼らもまた薬剤に対する耐性を獲得し、強い毒性を持つなど進化を遂げてきたのだ。40億年の地球環境史の視点から、人類と対峙し続ける感染症の正体を探る。
目次
- 序章 エボラ出血熱とデング熱—突発的流行の衝撃(最強の感染症=エボラ出血熱との新たな戦い;都心から流行がはじまったデング熱)
- 第1部 二〇万年の地球環境史と感染症(人類と病気の果てしない軍拡競争史;環境変化が招いた感染症 ほか)
- 第2部 人類と共存するウイルスと細菌(ピロリ菌は敵か味方か—胃がんの原因をめぐって;寄生虫が人を操る?—猫とトキソプラズマ原虫 ほか)
- 第3部 日本列島史と感染症の現状(ハシカを侮る後進国・日本風疹の流行を止められない日本 ほか)
- 終章 今後、感染症との激戦が予想される地域は?(感染症の巣窟になりうる中国;相つぐ食品スキャンダル ほか)
「BOOKデータベース」 より