一神教とは何か : キリスト教、ユダヤ教、イスラームを知るために
著者
書誌事項
一神教とは何か : キリスト教、ユダヤ教、イスラームを知るために
(平凡社新書, 865)
平凡社, 2018.2
- タイトル別名
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一神教とは何か : キリスト教ユダヤ教イスラームを知るために
- タイトル読み
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イッシンキョウ トワ ナニ カ : キリストキョウ、ユダヤキョウ、イスラーム オ シル タメ ニ
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引用文献一覧: p234-238
内容説明・目次
内容説明
寛容か、不寛容なのか。「慈愛」と「平和」を説く三つの宗教がなぜ、「憎しみ」から逃れられず、「戦争」に関わるのか。「異質な他者」と向き合う、文化システムの在り方。信者が世界人口の半数以上を占める大規模な「一神教」の教義と歴史、そして現実の社会に及ぼす多大な影響を事件・出来事に至るまで、一神教の理論と現実、各宗教の共通点と相違点をわかりやすく説き起こす。
目次
- 第1章 日本文化論としての一神教批判(日本は寛容なのか;日本社会から見た一神教;「大きな物語」としての一神教)
- 第2章 一神教の起源と展開—グローバル・アクターとしての一神教(「一神教」とは何か;多神教世界における一神教の誕生;一神教の文明論的系譜;現代における一神教の広がり)
- 第3章 一神教の基本的な考え—何が同じで、何が違うのか(創造論;終末論;偶像崇拝の禁止)
- 第4章 一神教世界における戦争—戦争は不寛容の結果か(戦争論の類型;絶対平和主義;正戦論;聖戦論;宗教多元社会における正義の模索)
- 第5章 現代世界における課題—不寛容をいかに抑制するか(世俗主義と原理主義;政教分離;犠牲の論理)
「BOOKデータベース」 より