足利尊氏と足利直義 : 動乱のなかの権威確立

書誌事項

足利尊氏と足利直義 : 動乱のなかの権威確立

山家浩樹著

(日本史リブレット人, 036)

山川出版社, 2018.2

タイトル別名

Ashikaga Takauji to Ashikaga Tadayoshi

タイトル読み

アシカガ タカウジ ト アシカガ タダヨシ : ドウラン ノ ナカ ノ ケンイ カクリツ

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注記

参考文献: 巻末

足利尊氏・足利直義とその時代: 巻末

内容説明・目次

内容説明

武家政権は、将軍となる武家に幅広い支持が集まることによって成立する。将軍となる武家には、何が必要だろうか。まずは武力でほかを圧倒することだろうが、それだけでは政権として継続するのは難しいだろう。統率する者として、ほかの武家とははっきり異なる正統性をもつこと、言い換えれば権威の確立が求められる。室町幕府の場合、樹立した足利尊氏・直義兄弟、およびそれを支持する者たちは、権威の確立にどのように腐心しただろうか。ふたりは最後には対立してしまうが、共同で何をめざしたのか、という視点から、権威確立のようすを概観してみたい。加えて、ふたりによる草創期は、のちの幕府にどのように位置づけられたか、にもふれる。

目次

  • ふたりによる統治
  • 1 生誕から政権樹立まで
  • 2 足利氏権威の向上
  • 3 政策とそれぞれの個性
  • 4 ふたりの対立とその後
  • 5 ふたりの死後

「BOOKデータベース」 より

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