子ども観のグローバル・ヒストリー
著者
書誌事項
子ども観のグローバル・ヒストリー
原書房, 2018.3
- タイトル別名
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The global history of children and childhood
子ども観のグローバルヒストリー
- タイトル読み
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コドモカン ノ グローバル・ヒストリー
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注記
その他の編者: 佐藤哲也, 鈴木明日見, 伊藤敬佑
参考文献: 各章末
『世界子ども学大事典』(原書房、2016年)のガイドブック・シリーズの第1弾 (はじめに)
収録内容
- 子ども観のグローバル・ヒストリーの研究動向 / 北本正章著
- 中世初期イタリア半島の子どもと法 / 鈴木明日見著
- 初期アメリカの子ども性悪説 / 佐藤哲也著
- 反奴隷制運動期の奴隷の子どもたちと母親 / 並河葉子著
- 近代日本の児童福祉と子どもの権利 / 稲井智義著
- 復元社会調査資料からみた戦後日本社会の子ども観 / 相澤真一著
- イタリア・ルネサンス文化の家庭教育 / 宮田京子著
- フランス児童文学における「子ども登場人物」の誕生 / 伊藤敬佑著
- 絵本に魅せられた戦間期フランスの人々 / 井岡瑞日著
- 一九世紀イギリスの「小さな聴衆」の誕生 / 水引貴子著
- アメリカはなぜ子どもの権利条約を批准しないのか / 太田明著
- マララ・スピーチからみえてくること / 沖塩有希子著
- ロシアの体制転換と子どもの権利 / 村知稔三著
- 育児書にみる子育て文化の日仏比較研究 / 吉岡公珠著
- 現代中国の都市空間と子どもの問題 / 方明生著
内容説明・目次
内容説明
『世界子ども学大事典』ガイドブックシリーズ第1弾。収められた各論文は世界史の各段階での子ども理解、社会と文化のなかの子どもらしさの価値認識、さらに、その起源を近代初期、ルネサンス、中世初期にまでさかのぼるグローバル・ヒストリーのなかで扱っている。最新の研究情報と斬新な視点は多岐にわたり、扱った地域は少なくとも7か国にのぼる。
目次
- 子ども観のグローバル・ヒストリーの研究動向
- 第1部 歴史のなかの子ども(中世初期イタリア半島の子どもと法;初期アメリカの子ども性悪説;反奴隷制運動期の奴隷の子どもたちと母親;近代日本の児童福祉と子どもの権利;復元社会調査資料からみた戦後日本社会の子ども観)
- 第2部 文化のなかの子ども(イタリア・ルネサンス文化の家庭教育;フランス児童文学における「子ども登場人物」の誕生;絵本に魅せられた戦間期フランスの人々;一九世紀イギリスの「小さな聴衆」の誕生)
- 第3部 現代社会と子ども(アメリカはなぜ子どもの権利条約を批准しないのか;マララ・スピーチからみえてくること;ロシアの体制転換と子どもの権利;育児書にみる子育て文化の日仏比較研究;現代中国の都市空間と子どもの問題)
「BOOKデータベース」 より