トマト缶の黒い真実
著者
書誌事項
トマト缶の黒い真実
(ヒストリカル・スタディーズ, 21)
太田出版, 2018.3
- タイトル別名
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L'empire de l'or rouge : enquête mondiale sur la tomate d'industrie
- タイトル読み
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トマトカン ノ クロイ シンジツ
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注記
原著の出版事項: Librairie Arthème Fayard, c2017
内容説明・目次
内容説明
トマトは一七〇カ国で生産され、トマト加工業界の年間売上高は一〇〇億ドルにのぼる。だがトマト缶がどのように生産・加工されているかはほとんど知られていない。中国、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカを舞台に、業界のトップ経営者から生産者、労働者までトマト加工産業に関わる人々に徹底取材。世界中で行われている産地偽装、大量の添加物や劣化した原料を使用する生産現場、奴隷的に働かされる労働者などさまざまな問題を暴く。世界中で身近な食品であるトマト缶の生産と流通の裏側を初めて明らかにした衝撃のノンフィクション!
目次
- 中国最大のトマト加工会社
- 「中国産」のトマトペースト
- 伝説化されたアメリカの加工トマト産業
- 濃縮トマト輸出トップの会社
- イタリアの巨大トマト加工メーカーのジレンマ
- 中国産トマトも「イタリア産」に
- ファシズム政権の政策の象徴、トマト缶
- トマト加工工場の奇妙な光景
- 中国の加工トマト産業の暴走—始まりと発展、強制労働
- ハインツの経営合理化とその影響
- 加工トマト業界トップ企業、驚異の生産力
- 消費者に見えない「原産国」
- 天津のトマト缶工場の秘密
- トマト31パーセントに添加物69パーセントのトマト缶
- 農薬入りのトマトか、添加物入りのトマト缶か
- アフリカを席巻した中国産トマト
- 「アグロマフィア」の象徴、南イタリア産トマト缶
- イタリアの労働者の違法な搾取
- 酸化トマト「ブラックインク」をよみがえらせる最新研究
「BOOKデータベース」 より