東の妖怪・西のモンスター : 想像力の文化比較
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東の妖怪・西のモンスター : 想像力の文化比較
(学習院女子大学グローバルスタディーズ, 1)
勉誠出版, 2018.7
- タイトル別名
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Yōkai of the East, monsters of the West
東の妖怪西のモンスター : 想像力の文化比較
- タイトル読み
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ヒガシ ノ ヨウカイ・ニシ ノ モンスター : ソウゾウリョク ノ ブンカ ヒカク
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内容説明・目次
内容説明
人類は見えない存在をイメージし、畏怖し、名づけ、象り、物語を編んできた。これらの文化営為は洋の東西を問わず、共通し、対応している。両者それぞれのイメージ表象を、文化人類学・民俗学・日本文学・美術史・思想史など多面的な視点から考察し、東西の人々の思惟の普遍性と独自性を探り出す。現代に続くエンターテインメント—マンガやアニメ、ライトノベル、ゲーム…の原点を探る!
目次
- 総論 怪異と驚異の東西—妖怪とモンスター
- 第1部 怪談と怪物(二つの「一つ家」—国芳と芳年の「安達ヶ原」をめぐって;驚異から警告まで—西洋の怪物表象)
- 第2部 東西に照らす(妖怪・モンスターの攻略—鏡の呪力伝承を通して;妖怪概念のグルーバル化の試み—南フランスの妖怪を中心にして;本の妖怪、妖怪の本—東西の付喪神考;蛇女の変容—「レイミア」と「蛇性の婬」の場合)
- 第3部 思想の響き合い(平田篤胤における実在と不在をめぐる問題—特に霊魂不滅との関連で;光るものは奇跡か妖怪か—和洋・神仏における発光するものへの好悪感覚の相違)
- 第4部 東の観想(水陸斎・水陸斎図、掲鉢図からみた植物の擬人化の様相;中世の妖怪—「鵺」と「土蜘蛛」の名前について;日本のサブカルチャーにおける〈生ける屍〉の展開—ライトノベルを中心に)
「BOOKデータベース」 より