大人の道徳 : 西洋近代思想を問い直す
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大人の道徳 : 西洋近代思想を問い直す
東洋経済新報社, 2018.8
- タイトル読み
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オトナ ノ ドウトク : セイヨウ キンダイ シソウ オ トイナオス
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注記
さらに考えたい人のための参考文献10選: p336-341
その他のおもな参考文献: p342-343
内容説明・目次
内容説明
ぜひとも本書を一読してみてほしいのは、残念ながらこれまでの学校教育のなかで、まともに「道徳」を教わる機会がなかった人、つまり、現代の日本社会の、ほとんどすべての「社会人」の皆さんです。本書では、本来「道徳」で教えなければ/学ばなければならない、近代の人間と社会と国家の論理を、できるだけわかりやすく解説することにしました。デカルト、カント、ルソーなどの西洋近代思想をもとに、誰もが、もう一度、ゼロから「道徳」を学び直せるように工夫しています。
目次
- はじめに—「大人」への入門
- 第1章 なぜ「学校」に通わなければならないのか—「近代」の意味から考える「学校」の存在理由
- 第2章 なぜ「合理的」でなければならないのか—啓蒙主義から考える「科学」と「道徳」
- 第3章 なぜ「やりたいことをやりたいようにやる」のはダメなのか—デカルトから考える「自由」と「道徳」
- 第4章 なぜ「ならぬことはならぬ」のか—カントから考える「人格の完成」
- 第5章 なぜ「市民は国家のために死ななければならない」のか—社会契約論から考える「国家」と「市民」
- 第6章 なぜ「誰もが市民でもあり、奴隷でもある」のか—ルソーから考える「市民」の徳
- 第7章 なぜ「学校は社会に対して閉じられるべき」なのか—共和主義から考える「士民」の徳
「BOOKデータベース」 より