太平洋戦争日本語諜報戦 : 言語官の活躍と試練

書誌事項

太平洋戦争日本語諜報戦 : 言語官の活躍と試練

武田珂代子著

(ちくま新書, 1347)

筑摩書房, 2018.8

タイトル別名

太平洋戦争 : 日本語諜報戦 : 言語官の活躍と試練

タイトル読み

タイヘイヨウ センソウ ニホンゴ チョウホウセン : ゲンゴカン ノ カツヤク ト シレン

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注記

参考文献: p223-229

内容説明・目次

内容説明

太平洋戦争の対日諜報戦で、捕獲した日本軍文書の翻訳、暗号解読、捕虜の尋問、プロパガンダ活動等に携わった言語官たち。終戦後は連合国軍の一員として戦犯裁判や、GHQの占領政策実施で不可欠な役割を果たした。米国、英国、オーストラリア、カナダは、語学兵をどのように動員したか。早い時期から重要性を認識して準備した国と、終戦間際になって慌てた国の違いは何だったのか。各国の言語官養成の実際、戦地での活躍、二世たちの葛藤…。貴重な記録から、日本語諜報の実像に迫る。

目次

  • 序章 熊本・九州学院に残された名簿
  • 第1章 米軍における二世語学兵の活躍と苦悩
  • 第2章 ロンドン大学と暗号解読学校
  • 第3章 頓挫した豪軍の日本語通訳官養成計画
  • 第4章 カナダ政府の躊躇
  • 終章 戦争と言語

「BOOKデータベース」 より

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