英語教育幻想
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英語教育幻想
(ちくま新書, 1350)
筑摩書房, 2018.8
- タイトル読み
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エイゴ キョウイク ゲンソウ
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注記
主要参考・引用文献: p239-247
内容説明・目次
内容説明
国際化の必要性が叫ばれ始めた一九八〇年代以降、英語教育は常に議論され続けてきたが、特にここ数年「グローバル人材」育成に向けて様々な提言がされてきている。小学校からの早期英語教育、英語による教室指導、外部テストの導入、教員の英語力強化などだ。その裏側には、「英語は全世界の人々をつなぐ」「英語力は経済的成功をもたらす」という、ほとんど信仰のようなものが横たわっている。しかしそれは本当なのだろうか?海外の大学で二五年教鞭をとってきた言語教育学者が、日本人の中に深く根を張る「英語への信仰」と「幻想」を、10のポイントに分けてあぶりだす。
目次
- 幻想1 アメリカ・イギリス英語こそが正統な英語である
- 幻想2 ことばはネイティブスピーカーから学ぶのが一番だ
- 幻想3 英語のネイティブスピーカーは白人だ
- 幻想4 英語を学ぶことは欧米の社会や文化を知ることにつながる
- 幻想5 それぞれの国の文化や言語には独特さがある
- 幻想6 英語ができれば世界中だれとでも意思疎通できる
- 幻想7 英語力は社会的・経済的成功をもたらす
- 幻想8 英語学習は幼少期からできるだけ早く始めた方がよい
- 幻想9 英語は英語で学んだ方がよい
- 幻想10 英語を学習する目的は英語が使えるようになることだ
「BOOKデータベース」 より