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阿修羅像のひみつ : 興福寺中金堂落慶記念

多川俊映 [ほか] 著

(朝日選書, 975)

朝日新聞出版, 2018.8

タイトル読み

アシュラゾウ ノ ヒミツ : コウフクジ チュウコンドウ ラッケイ キネン

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注記

その他の著者: 今津節生, 楠井隆志, 山崎隆之, 矢野健一郎, 杉山淳司, 小滝ちひろ

著者一覧の著者: 多川俊映, 今津節生, 楠井隆志, 山崎隆之, 矢野健一郎, 杉山淳司, 小林加代子, 小滝ちひろ

監修: 興福寺

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

2009年開催の国宝阿修羅展は、延べ190万人を超える観覧者を集めた。その巡回展のはざまに、阿修羅像をはじめ9体の仏像を文化財用大型X線CTスキャナで撮影、健康診断が行われた。結果、内部は虫食いもなく、造立当初のまま、「健康」に保たれてきたことがわかった。計測から9年、ようやく膨大な撮影画像データの解析結果が明らかとなってきた。脱活乾漆技法とは何だったのか、合掌手の位置は心木復元でわかったのか、心木に使われた材木の特定など、興福寺、保存科学の専門家、美術史家、仏師、木材研究者ら8人がそれぞれの立場で解説。文化財の未来を見据える。

目次

  • 1章 X線CTスキャナによる阿修羅像の調査
  • 2章 X線CT調査でわかったこと(X線CTスキャナが見通した天平の超絶技巧;本格化する文化財のCT調査)
  • 3章 阿修羅像に隠された三つの顔 懺悔と帰依の造形
  • 4章 阿修羅は合掌していた
  • 5章 人工知能を使って心木の樹種特定に迫る

「BOOKデータベース」 より

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