世界の独在論的存在構造
著者
書誌事項
世界の独在論的存在構造
(哲学探究 / 永井均著, 2)
春秋社, 2018.8
- タイトル別名
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世界の独在論的存在構造 : 哲学探究
- タイトル読み
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セカイ ノ ドクザイロンテキ ソンザイ コウゾウ
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内容説明・目次
内容説明
この私という説明不可能な例外的存在者が現に存在してしまっている、という端的な驚きを起点につむぎだされる独創的思索の広大な射程。私・今・現実の不思議を新たにゼロから徹底的に考えぬく。仏教やインド思想の無我・真我を論じる付論を付す。
目次
- “私”の存在という問題の真の意味
- デカルト的省察—“私”の存在は世界の内容にいかなる影響も与えない
- 独在性の二つの顔
- 相対主義とルイス・キャロルのパラドクス
- フィヒテの根源的洞察から「一方向性」へ
- デカルトの二重の勝利
- ものごとの理解の基本形式とそれに反する世界のあり方
- 自己意識とは何か
- いかにして“私”や“今”は世界に埋め込まれうるか
- 人計から東洋の専制君主へ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より