土・牛・微生物 : 文明の衰退を食い止める土の話
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土・牛・微生物 : 文明の衰退を食い止める土の話
築地書館, 2018.9
- タイトル別名
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Growing a revolution : bringing our soil back to life
土牛微生物 : 文明の衰退を食い止める土の話
- タイトル読み
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ツチ・ウシ・ビセイブツ : ブンメイ ノ スイタイ オ クイトメル ツチ ノ ハナシ
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注記
原著(W.W. Norton & Company, c2017)の翻訳
参考文献: p328-343
索引: p344-345
内容説明・目次
内容説明
足元の土と微生物をどのように扱えば、世界中の農業が持続可能で、農民が富み、温暖化対策になるのか。アフリカやアメリカで行なわれている不耕起栽培や輪作・混作、有畜農業から、アジアの保全型農業、日本のボカシまで、篤農家や研究者の先進的な取り組みを世界各地で取材。古代ローマに始まる農耕の歴史をひもときながら、世界から飢饉をなくせる、輝かしい未来を語る。深刻な食糧問題、環境問題を正面から扱いながら、希望に満ちた展望を持てる希有な本。
目次
- 肥沃な廃墟—人はいかにして土を失ったのか?
- 現代農業の神話—有機物と微生物から考える
- 地下経済の根っこ—腐植と微生物が植物を育てる
- 最古の問題—土壌侵食との戦い
- 文明の象徴を手放すとき—不耕起と有機の融合
- 緑の肥料—被覆作物で土壌回復
- 解決策の構築—アフリカの不耕起伝導師
- 有機農業のジレンマ—何が普及を阻むのか?
- 過放牧神話の真実—ウシと土壌の健康
- 見えない家畜の群れ—土壌微生物を利用する
- 炭素を増やす農業—表土を「作る」
- 閉じられる円環—アジアの農業に学ぶ
- 第五の革命
「BOOKデータベース」 より