カント哲学の核心 : 『プロレゴーメナ』から読み解く
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書誌事項
カント哲学の核心 : 『プロレゴーメナ』から読み解く
(NHKブックス, 1252)
NHK出版, 2018.9
- タイトル別名
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カント哲学の核心 : プロレゴーメナから読み解く
- タイトル読み
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カント テツガク ノ カクシン : 『プロレゴーメナ』カラ ヨミトク
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内容説明・目次
内容説明
哲学史上の最難関『純粋理性批判』は刊行当時から難解とされた。無理解に憤ったカントはみずから要約版『プロレゴーメナ』を書き、以後この本が、初学者にもっとも薦められる入門書とされてきた。本書は『プロレゴーメナ』を読みながらカント哲学の根本を学んでいく。カントの何が新しかったのか?感性・悟性・理性とは何か?なぜひとは神の存在を考えるのか?なぜその答えは得られないのか?身近なたとえから説き起こし、カントの文章にじっくり向き合いながら有名な「コペルニクス的転回」の真価、「批判哲学」の使命を理解する。比類ない精確な読みへと読者を導く、王道のカント哲学入門書。
目次
- 第1章 「序文」からカントの自負を読む
- 第2章 「緒言」からカントの問い方を読む—『プロレゴーメナ』校訂の問題
- 第3章 「数学」がどうして可能なのかを問うてみる—感性論は論理学の外部
- 第4章 「自然科学」がどうして可能なのかを問うてみる—超越論的論理学とは
- 第5章 コペルニクス的転回の射程
- 第6章 独断論的な形而上学を批判する
- 第7章 理性の限界を見定める
- 第8章 カント自身の「答え」を確認する
「BOOKデータベース」 より