道徳教育と愛国心 : 「道徳」の教科化にどう向き合うか

書誌事項

道徳教育と愛国心 : 「道徳」の教科化にどう向き合うか

大森直樹著

岩波書店, 2018.9

タイトル別名

道徳教育と愛国心 : 道徳の教科化にどう向き合うか

タイトル読み

ドウトク キョウイク ト アイコクシン : 「ドウトク」ノ キョウカカ ニ ドウ ムキアウカ

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注記

主な参考文献: 巻末p1-3

内容説明・目次

内容説明

戦前の皇民化教育の反省に立ち、戦後、「教育勅語」と「修身」を廃止して民主的な教育制度へと転換したはずの日本。だが実際には、戦後以降、「愛国心」教育を復活させようとする動きが続き、そしていま、「道徳」の教科化が開始されている。その歴史的経緯を丹念に解き明かし、今後の教育現場はどうあるべきかを鋭く問う。

目次

  • 第1章 道徳の教科化とは何か
  • 第2章 戦前の道徳教育を見る—修身と愛国心の評価
  • 第3章 戦前の道徳教育は反省されたのか—戦後教育改革の「抜け道」
  • 第4章 復活した国定の道徳教育—一九五八年「道徳の時間」特設
  • 第5章 国定による道徳教育はなぜ問題か—批判と反対の声
  • 第6章 愛国心教育の制度的漸進
  • 第7章 安倍政権下の二四教育法と道徳教育
  • 終章 「道徳」の教科化にどう向き合うか

「BOOKデータベース」 より

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