わが町にも学校を : 植民地台湾の学校誘致運動と地域社会

書誌事項

わが町にも学校を : 植民地台湾の学校誘致運動と地域社会

藤井康子著

九州大学出版会, 2018.10

タイトル別名

臺灣 : Taiwan 1920

一九二〇年代台湾における中等・高等教育と地域社会

タイトル読み

ワガ マチ ニモ ガッコウ オ : ショクミンチ タイワン ノ ガッコウ ユウチ ウンドウ ト チイキ シャカイ

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注記

引用文献一覧: p321-333

博士学位請求論文「一九二〇年代台湾における中等・高等教育と地域社会」 (京都大学, 2011年) とその後に発表した論文をベースにしたもの

内容説明・目次

内容説明

学校、それは「希望」。学歴社会化が進みつつあった植民地台湾を舞台に、各地で展開された学校をめぐる運動や競争を通して、植民地における中等・高等教育機関の意義を問う。

目次

  • 序章
  • 第1章 「自治」意識の萌芽
  • 第2章 台南商業専門学校の存廃—「継子扱ひ」される南部
  • 第3章 高雄街の成立と中等学校誘致—斜陽の旧都を脅かす新興都市
  • 第4章 嘉義街の地域振興・中学校誘致運動—燃え上がる地元愛
  • 第4章補論 「狭き門」に群がる志願者たち
  • 第5章 嘉義街から嘉義市へ—「当て外れ」に終わった地元繁栄策
  • 第6章 台南高等商業学校誘致運動の顛末—台南市の「繁栄と面目」をめぐる駆け引き
  • 第7章 台南高等工業学校の誕生—「台湾人本位」の夢破れて
  • 結章

「BOOKデータベース」 より

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