胃弱・癇癪・夏目漱石 : 持病で読み解く文士の生涯

書誌事項

胃弱・癇癪・夏目漱石 : 持病で読み解く文士の生涯

山崎光夫著

(講談社選書メチエ, 685)

講談社, 2018.10

タイトル別名

胃弱癇癪夏目漱石 : 持病で読み解く文士の生涯

タイトル読み

イジャク・カンシャク・ナツメ ソウセキ : ジビョウ デ ヨミトク ブンシ ノ ショウガイ

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注記

主要参考文献: p312-314

内容説明・目次

内容説明

人間嫌いの厭世病。人間の深い心の闇を描いた夏目漱石は、多病持ちだった。痘瘡、眼病、強度の神経衰弱、糖尿病、結核への恐怖、胃潰瘍…。次々襲う病魔と、文豪はいかに闘ったのか。病は、彼の文学にどんな影響を与えたのか—。作品、書簡、家族や知人の証言、そして当時のカルテを探しながら、四十九年の生涯を、「病」という切り口から読み解く!

目次

  • はじめに ミザンスロピック病
  • 第1章 変人医者が生きかたのお手本
  • 第2章 円覚寺参禅をめぐって
  • 第3章 左利きの文人
  • 第4章 朝日入社前後
  • 第5章 新聞文士
  • 第6章 神経衰弱の実相
  • 第7章 胃が悲鳴をあげている
  • 第8章 森田療法と漱石
  • 第9章 修善寺の大患
  • 第10章 急逝の裏に
  • むすびに 原稿用紙上の死

「BOOKデータベース」 より

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