源氏物語
著者
書誌事項
源氏物語
(山口仲美著作集 / 山口仲美著, 1 . 言葉から迫る平安文学||コトバ カラ セマル ヘイアン ブンガク ; 1)
風間書房, 2018.10
- タイトル読み
-
ゲンジ モノガタリ
大学図書館所蔵 件 / 全187件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
収録内容
- 男の表現・女の表現
- 光源氏と空蝉 : 理詰めの会話
- 光源氏と夕顔 : 余韻のある会話
- 光源氏と藤壺 : 究極の愛の会話
- 光源氏と源典侍 : 露骨な会話
- 光源氏と葵の上・六条御息所 : 傷つけ合う会話
- 光源氏と紫の上(1) : 無垢な会話
- 光源氏と玉鬘 :「下燃え」の愛の会話
- 光源氏と紫の上(2) : 諦観の会話
- 光源氏と女三の宮 : 苦悩の会話
- 夕霧と雲居雁 : 夫婦暄嘩の会話
- 夕霧と落葉の宮 : 不器用な会話
- 薫と大君 : すれ違う会話
- 薫・匂宮と浮舟 : 理性の会話と感性の会話
- 文体論の新しい課題
- 比喩の表現論的性格と「文体論」への応用
- 『源氏物語』の比喩表現と作者
- 『源氏物語』の擬人法
- 『源氏物語』のテクニック : 破局への布石
- 『源氏物語』の歌語と文体
- 『源氏物語』の象徴詞の独自用法
- 『源氏物語』の並列形容語
- 『源氏物語』の女性語
- 『源氏物語』の雅語・卑俗語
- 『源氏物語』の漢語
- 「『つぶつぶと』肥えたまへる人」考
- 「『つと』抱く」考
- 「そら」をめぐる恋愛情緒表現
- 『源氏物語』と『細雪』の表現
- 文章・文体研究の軌跡
- 文章・文体研究参考文献
- 昭和49・50年における国語学界の展望 : 文章・文体
- 文体研究の回顧と展望
内容説明・目次
内容説明
著作集1・2・3『言葉から迫る平安文学』三巻は、言葉や文体、表現やコミュニケーションといった言語学的な立場から平安文学の諸問題を解明する。第一巻のテーマは『源氏物語』。三部から成る。1部は、「『源氏物語』男と女のコミュニケーション」。『源氏物語』に登場する男と女は、どんなコミュニケーションをとっていたのか?その様相を全体的に捉えた総論と具体的に捉えた各論から成る。2部は、「『源氏物語』の言葉と文体」。比喩や象徴詞(=オノマトペ)や形容語などに注目して、『源氏物語』独自の問題を解明した論を収録。3部は、「文章・文体研究の軌跡と展望」。『言葉から迫る平安文学』三巻に収録した論文に一貫する著者の立場は、語学的文体論。そうした文章・文体研究についての解説と展望を収録。この分野の草創期を知る上でも重要な論説。
目次
- 1 『源氏物語』男と女のコミュニケーシヨン(男の表現・女の表現;男と女の会話のダイナミクス)
- 2 『源氏物語』の言葉と文体(文体論の新しい課題;比喩の表現論的性格と「文体論」への応用;『源氏物語』の比喩表現と作者 ほか)
- 3 文章・文体研究の軌跡と展望(文章・文体研究の軌跡;文章・文体研究参考文献;昭和49・50年における国語学界の展望—文章・文体 ほか)
「BOOKデータベース」 より