仮名作品
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仮名作品
(山口仲美著作集 / 山口仲美著, 2 . 言葉から迫る平安文学||コトバ カラ セマル ヘイアン ブンガク ; 2)
風間書房, 2018.10
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カナ サクヒン
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Contents of Works
- 平安の文体・平成の文体
- 比喩表現にみる時代性
- 仮名の成立と平安朝文学
- 平安朝文体研究の一視点
- 仮名文学と形容詞・形容動詞
- 仮名文学の朧化性の問題
- 歴史的現在法の文体論的意味
- 『竹取物語』と『伊勢物語』の言葉
- 『竹取物語』の文体と成立過程
- 『伊勢物語』の文法
- 『伊勢物語』『大和物語』『平中物語』の文末表現
- 『平中物語』の文体と成立事情
- 『落窪物語』の会話文
- 『蜻蛉日記』の心情表現
- 『蜻蛉日記』の語法
- 『和泉式部日記』の文体
- 『和泉式部日記』作者の意図
- 『浜松中納言物語』『夜の寝覚』の比喩と作者
- プロローグ
- 男と女のエチケット
- 人としてのマナー
- 感じる心
- エピローグ
- 鶯の鳴きつる花 : 『古今和歌集』
- 業平を恋い慕う老女 : 『伊勢物語』
- 女の気持 : 『蜻蛉日記』
- 北の方の実在感 : 『落窪物語』
- 男心は分からない : 『枕草子』
- もの悲しい調べの理由 : 『和泉式部日記』
- 含み笑い : 『源氏物語』
- 語り手の登場 : 『堤中納言物語』
- 忘れられない恋の歌 : 『百人一首』
- 中学古典への親しみ方
Description and Table of Contents
Description
著作集1・2・3『言葉から迫る平安文学』三巻は、言葉や文体、表現やコミュニケーションといった言語学的な立場から平安文学の諸問題を解明する。第二巻のテーマは、「仮名作品」。平安時代の仮名で書かれた『源氏物語』以外の日記・随筆・物語を対象としている。四部から成る。1部は、導入部的な論。二部は、「物語と日記の言葉と文体」。平安文学作品全体の文体にかかわる問題と、竹取物語・和泉式部日記といった個別の作品の言葉と文体にかかわる問題を取り扱う。三部は、「『枕草子』新しい読み方」。『枕草子』をマナー集として読むという新しい読み方を提示し、『枕草子』の魅力を味わう。4部は、「研究余滴」。仮名文学作品を読んでいて、疑問に思ったこと、感動したこと、主張したくなったことなどを、エッセイ風にまとめたものを収録。
Table of Contents
- 1 序章(平安の文体・平成の文体;比喩表現にみる時代性 ほか)
- 2 物語と日記の言葉と文体(平安朝文体研究の一視点;仮名文学と形容詞・形容動詞 ほか)
- 3 『枕草子』新しい読み方(プロローグ;男と女のエチケット ほか)
- 4 研究余滴(鴬の鳴きつる花—『古今和歌集』;業平を恋い慕う老女—『伊勢物語』 ほか)
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