満洲の戦後 : 継承・再生・新生の地域史
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書誌事項
満洲の戦後 : 継承・再生・新生の地域史
(アジア遊学, 225)
勉誠出版, 2018.11
- タイトル別名
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満洲の戦後 : 継承再生新生の地域史
- タイトル読み
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マンシュウ ノ センゴ : ケイショウ サイセイ シンセイ ノ チイキシ
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注記
満洲関連年表: p249-252
文献あり
内容説明・目次
内容説明
日本敗戦後の満洲(中国東北地域)で人々はいかに生きたのか。経済・文化面ではいかなる変動があったのか。満洲国時代から、日本敗戦、国共内戦、中華人民共和国を経て、一九五四年に東北が中国の一地域に再編されるまでを連続的にとらえ、移行の実態を明らかにする。従来の研究では十分ではなかった国民政府時期の状況、中国・アメリカ・ロシア・日本の国家間の政局に翻弄されながら生きる民衆に着目した画期的成果。
目次
- 1 満洲に生きた人々の戦後(ハルビンにおける残留日本人と民族幹事—石川正義の逮捕・投獄と死;「満洲国」陸軍軍官学校中国人出身者の戦後)
- 2 戦後の経済と国際関係(長春華商の命運—満洲国期から国共内戦期にかけての糧桟の活動;ソ連による戦後満洲工業設備撤去—ロシア文書館新資料による再検討;撫順炭鉱の労務管理制度—「満州国」の経済遺産のその後)
- 3 地域と文化(満映から「東影」へ—政治優先時代のプロパガンダ映画;『東北画報』からみた戦後東北地域;戦後満州における中国朝鮮族の外来言語文化と国民統合)
- 4 地域社会と大衆動員(土地改革と農業集団化—北満の文脈、一九四六〜一九五一年;国共内戦期、東北における中国共産党と基層民衆—都市の「反奸清算」運動を中心に;「反細菌戦」と愛国衛生運動—ハルビン・黒龍江省を中心に)
「BOOKデータベース」 より