わたしの城下町 : 天守閣からみえる戦後の日本
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わたしの城下町 : 天守閣からみえる戦後の日本
(ちくま学芸文庫, [キ-7-2])
筑摩書房, 2018.11
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ワタシ ノ ジョウカマチ : テンシュカク カラ ミエル センゴ ノ ニホン
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シリーズ番号はブックジャケットによる
2007年3月刊行されたものの文庫化
Description and Table of Contents
Description
明治を迎えて、都市の要であり幕藩体制の象徴でもあった“城”は無用の長物と化した。取り壊しを生き延びた“城”を次に待っていたのは米軍の空襲だった。失われた“城”を取り戻そうとする動きが全国の城下町で起り、鉄筋コンクリート造の天守閣が林立する。殿様がいなくなってもなお“城”は“お城”だった。日本人はなぜかくも“お城”が好きなのだろう。江戸城を発ち東海道を西へ西へと遙か遠く首里城まで、お城とお城のようなものを訪ね歩く旅。風景のあちこちに立ち現れる“お城”を考える異色の日本近・現代史にして著者の主著ついに文庫化!芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
Table of Contents
- 宮城から球場へ
- 和気清麻呂が見守るもの
- 嗚呼忠臣楠木正成に見送られ
- 北面の武士たち
- なごやかな町
- お城が欲しい
- 遺品の有効期限
- 捕らぬ古ダヌキの皮算用
- 双子の城
- 忍者だったころ
- さかさまの世界
- 火の用心
- 地中の城
- 海上の城
- ふるさと創世
- Come on, Kamon no Kami!
- 建てて壊してまた建てて
- 白い城
- 棚橋式十弁弁擁壁
- 聖地移転
- 殿様の銅像
- 墓のある公園、城門のある寺
- せいしょこさん
- 琉球住民に贈らる
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