人身御供論
著者
書誌事項
人身御供論
(ちくま学芸文庫, [タ-36-2])
筑摩書房, 2018.11
- タイトル別名
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人身御供論
- タイトル読み
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ヒトミゴクウロン
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注記
1973年9月、宝文館出版より刊行されたものの文庫化
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
八岐大蛇、猿神の邪神退治譚や築堤・築城の際の人柱伝説など、日本には人を神に捧げる人身御供(ひとみごくう)にまつわる話が多く残されている。はたしてこれは史実だったのだろうか。日本民俗学・神話学草創期に柳田國男とともに先駆的業績を残した高木敏雄の比較伝説論集。お婆さんが川で拾ってきた桃をお爺さんと食べ、たちまち若返って美貌と精力が回復し事に及び妊娠、生まれたのが桃太郎であるという異伝の考察。中島敦「山月記」のもとになった唐代の「人狼伝」をはじめ、人が虎や狼に化身する伝説の論考など、表題作他全13編を収録。
目次
- 第1部 人身御供論(人身御供論;早太郎童話論考)
- 第2部 人狼伝説の痕跡(魔除の酒;人狼伝説の痕跡;牛の神話伝説 ほか)
- 第3部 日本童話考(日本童話考;羽衣伝説の研究;浦島伝説の研究 ほか)
「BOOKデータベース」 より